海外におけるロタウイルスワクチン導入のインパクト

ロタウイルスワクチンの導入効果*1

ロタウイルスワクチンは、導入した国にさまざまなインパクトを与えました。まず、下痢により入院する乳幼児の数の大幅な減少がみられました。特にロタウイルス胃腸炎の流行期にその傾向があり、接種率の高い年齢層と相関していたことから、乳幼児の急性胃腸炎の原因としてロタウイルスが大きく関与していることが示唆されました。さらに、ワクチンは接種後2~3年間にわたり十分な予防効果を発揮していることが示されました。
また接種を受けていない子どもたちの間にも効果がみられたことから、接種率が低くても、集団レベルでの予防効果が期待できることもわかりました。

ロタウイルスワクチンの導入効果―疾病予防効果―

ロタウイルスワクチンの導入効果-疾病予防効果-
Patel MM, et al. Pediatr Infect Dis. 2011; 30: S1-5. より作図
【出典元】
  1. *1Patel MM, et al. Pediatr Infect Dis. 2011; 30: S1-5.
ロタウイルス胃腸炎の疫学と病因